首都東京には「全国に拠点を構える大企業」「広域に事業を仕掛ける勢いのある会社」の比率は当然高いですよね。上場企業の半数以上の本社所在地が、首都東京に集中しているそうです。そんな中で最も集中しているのが東京駅、大手町・丸の内エリアですよね。
そんな首都東京に、お隣の埼玉県から毎日通勤で往復する「昼間の流入人口」がどれくらいか、ご存知でしょうか？
なんと約95万人なんです。山梨県民の人口より多い数なんです。山梨県民全員が毎日隣の県に移動していると考えたら、その数の多さに驚きませんか？
「東京都の昼間人口」（調査時期：2013年）
上の地図を見ても分かるように、東京と埼玉の県境は東西に長く、東京に乗り入れている沿線の数が多いのが埼玉の特徴です。
東京への通勤の便利さからベッドタウンとして大きく発展してきた埼玉。とりわけ東京駅に乗り入れている沿線の数も多く、新幹線出張で頻繁に東京駅を利用するビジネスマンにとって、大変便利な居住エリアと言えるでしょう。
そこで今回は「東京駅（または大手町駅）まで約30分」かつ、70㎡の中古マンションの平均価格帯が2000万円台までと比較的手頃であること。駅近で買い物が済ませられること。…そんな条件で、30代共働き層にとって嬉しい穴場駅はどこなのか？各沿線から一駅ずつピックアップしてみました。
※中古マンション70平米の平均単価…2,593万円（2017年5月現在）
先日ボンビーガールという番組で、「赤羽VS川口」という街の実力対決のコーナーが設けられ、見事赤羽に勝利していた川口駅。
その魅了は、ある意味東京２３区以上の利便性と言えるでしょう。
駅ビルには行政窓口があり、土日も開庁。駅前には「そごう」「キュポ・ラ」など大きな商業施設が並び、「川口銀座」や「グリーンプラザ」など庶民的な価格で買い物ができる商店街も充実しています
「キュポ・ラ」や「コモディイイダ」はキッズスペースもあり、買い物はなんと夜の11：45まで可能です。大きな紀伊国屋書店もあるし、駅ビルには図書館も。
まさにオールマイティな「埼玉代表」と呼ぶにふさわしい駅なのです。
中古物件も2000～3000万円を中心に幅広く豊富に流通しているので、ライフスタイルに合わせてじっくりお選びいただけますね。
※中古マンション70平米の平均単価…2,850万円（2017年5月現在）
以前にもマイスマ総研で、「共働き子育て世帯におすすめの駅」としてご紹介した戸田公園駅。新幹線出張の多いビジネスマンにも超おすすめです。
JR埼京線は、東京駅へのアクセスもよいのですが、オフの日に遊びに出かけるにも最高のアクセス。池袋13分、新宿21分、渋谷26分、すべて乗り換えナシ。
内科、小児科ほか診療科目が充実する戸田中央総合公園が駅から徒歩４分の立地にあり、安心ですね。
また、都心へのアクセスが良い割に、緑や水に囲まれた自然豊かな公園が多くあるのも魅力的です。
買い物はBeansが遅くまで開いているのであるので安心ですね！
※中古マンション70平米の平均単価…2,574万円（2017年5月現在）
地味な印象かもしれませんが「朝霞台」「北朝霞」は東京へ34分、池袋18分という好立地です。
武蔵野線が乗り入れているので、船橋や幕張、ディズニーランドなど千葉方面へのアクセスも魅力です。
駅前には皮膚科や内科、歯科などのクリニックやレストラン、居酒屋など飲食店も入る「アゴラ21ビル」もあります。駅ビルの「EQUIA朝霞」や「サミットストア」や夜２時まで営業している「フェンテ」もあるので、通勤帰りの買い物の強い味方ですね。
意外と知られていないのですが、「池袋」深夜１時20分発のバスもあるんです。万一電車を逃しても安心ですね。
駅には大きな交番もあり、常にパトカーが待機していますから、女性にも心強いですよね。
※中古マンション70平米の平均単価…1,968万円（2017年5月現在）
震災や台風でも順調に運行していたスカイツリー線は、都心のどこのターミナル駅へも１回の乗り換えで4～50分で到着。かつ、相場が安いので大変穴場と言えるでしょう。
特に「新越谷」駅は、武蔵野線「南越谷」駅と屋根付きの通路で繋がり、雨の日でも傘をさすことなく乗り換えができます。
駅ビル「VARIE」の食品フロアは全面リニューアルされてパワーアップ。店舗も拡充して、益々便利になりました。
古くから発展した街なので、物件も豊富。駅近くても1000万円台から流通しているので、リノベーション前提で広いマンションを購入するのがおススメです。
※中古マンション70平米の平均単価…2,424万円（2017年5月現在）
新しく発展した駅で、豊かな住環境と交通の利便性を併せ持った魅力的な街。今も区画整理事業が進行中で、三郷市都市計画マスタープランの核となるのが「三郷中央」です。
数年後にはますます魅力的な街になっていることでしょう。
駅前にはスーパー、レストランが入る複合商業施設「エムズタウン三郷中央」があります。
また、駅には希少な「ホームドア」を設置しており、転落や電車との接触の心配も少ないので安心ですね。
TX線は千葉や茨城のつくばエリアまで伸びており、高校や大学、専門学校も多いため、これからどんどん教育熱心な子育て中の若い世帯が移り住んでくると考えられます。
※中古マンション70平米の平均単価…2,050万円（2017年5月現在）
2012年に開業した、県内で最も新しい駅が「吉川美南」です。スタイリッシュな駅のデザインは話題になりましたね。
駅前の広い区画には広大な分譲マンションや大規模商業施設、医療施設、保育施設建設が予定され、着々と竣工しています。
イオンタウン吉川美南も2017年夏に開業予定ですよ。
吉川駅南の再開発エリアは街並みもとてもきれいなので、お散歩やドライブも大変気持ちよく、近くに「コストコ」「ららポート」「IKEA」もあり、都心へ出かけなくても休日を楽しく過ごせます。
東京方面へは、千葉経由、越谷経由、さいたま市経由の３アクセス。三郷インターチェンジへのアクセスもよく、常磐道が圏央道にもつながったので成田空港も近くなりました。
「吉川美南」は新しいエリアなので中古物件の数は少ないですが、新築マンションも1000万円台後半から購入することが可能です。
埼玉の中で最も「穴場感」が強い駅と言ってもよいでしょう！
いかがでししたか？埼玉県で「東京駅３０分前後」の選択肢は、こんなに豊富です。
もし、駅から近いマンションを購入できたら、出張先から戻り、新幹線を降りてから１時間後には自宅でのんびりお風呂につかっている…なんていうことも可能ですね。
これなら月に何度か新幹線出張があっても苦にならないし、たった30分なら通勤ラッシュにも耐えられそうですよね！
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