映画やライブ映像、ロールプレイングゲームにオンラインカラオケetc.今の時代は、世代を超えて音響や映像を楽しむコンテンツが充実していますよね。
できれば臨場感を楽しみたいものですが、住環境によってはなかなかそうもいかないもの。ホームシアターやスピーカーなどに憧れつつも騒音が心配であきらめている方は多いのではないでしょうか?
今回は予算を松竹梅の段階に分けて、賃貸でできる防音対策を幾つかご紹介いたします。
音については上の表のように、音の大きさや高低により体感が異なります。どの程度音を抑えれば迷惑をかけないのか?または自分が聞かされる側の場合に不満を感じないのか?そのあたりのご参考にして下さい。20dB音圧を下げるだけでも体感はかなり違いますよ。
(参照:ピアリビング http://pialiving.exblog.jp/13054562/)
まずはカーテン選びに少し工夫することです。
カーテン屋さんで既成のカーテンを購入する場合は、本当に予算がなければ単純に生地の厚さや織り方に気を付けて選ぶだけでも遮音・防音効果は得られます。
上の画像は防音カーテンですが、防音と謳っていなくても厚手の「ワッフル素材」などを選べばプレーンな中厚のカーテンよりも遮音効果は高くなります。リーズナブルですよね。
厚手で防音と遮光を兼ね備えた遮音カーテンというものもあります。しっかり「防音カーテン」と謳っている商品を選べば更に効果が期待できます。種類やグレードによって防音・遮音効果は様々ですが、だいたい防音効果は10dB~40dB程度となります。10dB程度の防音効果のあるカーテンの場合、音が半分程度に感じられ、20dB程度の防音では約100分の一程度と、かなり小さく感じられるはずです。
窓周りのアイテムが最も効果を発揮しますが、カーペットや絨毯を組み合わせることで、かなり吸音効果は増しますので、外部への配慮にはカーペットも重要なインテリアアイテムとなります。
(参照:http://community.phileweb.com/mypage/entry/1283/20110725/24923/)
カーテンやカーペットに加え、吸音材を壁面に貼ってみるのはいかがでしょう。予算がなくてもウレタンフォームの吸音材ならリーズナブル。大きなホームセンターなどで2枚組で3000円程度から販売しています。
本来は楽器の背面や内部などに利用するものですが、貼り方や色に工夫すれば壁面のアクセントにもなります。チェッカーフラッグ風やストライプなど、ウォールデコレーションとしてもカッコいいですよ!
(参照:http://www.nitoms.com/products/tape/stick/03.html)
貼ってはがせるタイプの壁用の両面シールなら、賃貸アパートやマンションのビニールクロスに影響が残りません。両面テープで吸音材だけでなくアクリルの簡易CDラックなどもつけられます。お気に入りのCDジャケットと吸音材を組み合わせてディスプレイするのも楽しいですよね。
(参照:http://www.danbocchi.com/)
映画や音楽、ゲームだけでなく、ピアノやギターなど楽器の練習をする場合や、DIYを思い切り楽しみたい方には、「梅+竹」の組み合わせに加え、思い切ってroom in room型の組み立て式簡易防音室を購入しちゃいましょうか。
こちらはバンダイナムコグループ「VIBE」の「だんぼっち」。
これなら近所や家族に気を使いながらボリュームを絞って楽器の練習をすることもありません。工具や電動のこぎりを使ったDIYを楽しんだり、カラオケルームとして使うこともできますよ。
ネーミングの通り、背中を向けている姿が絵的にはかなり「ボッチ感」溢れていますが、自分の世界にどっぷり没頭して集中力を高めるにはピッタリですね。
でもかなり価格が高いし、部屋の中に正直邪魔といったら邪魔です。
そこまでするなら、いっそ防音OKの賃貸に引っ越すというのがいいかもしれません。
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