買うにしても借りるにしても費用がかかるのが住宅ですが、どちらにすべきかを考える1つの目安として「200倍の法則」があります。
生涯の支出の中で最も多いのが住居に関する費用です。家を買うにしても、借りるにしても1億円前後かかるといわれています。
かかる費用が同程度なら、どちらでもいいのでは?と思われたかもしれません。
ですが、これは一般的な場合であって有識者の方であれば買う場合の費用をうんと安く抑えることが可能なんです。
家賃×200>物件の値段
この法則は、物件がお得かどうかを調べるために使われています。単純に家賃の200倍より物件の値段が安ければ、それだけお得ということになります。
なぜお得なのかというと、200を掛けた値段と比較して、もしこの物件を賃貸に出したとしても、利回りが6%以上になるからです。
通常、多くの物件は家賃の300倍程で売られていますので、この法則を知ってると知らないとでは大違いですね。
ただし、利回りが10%を超えるような場合は注意が必要です。いわく付きの物件の可能性がありますので、一度調べた方がいいでしょう。
また、賃貸に出したときに借り手がすぐ現れるのかどうかも重要なポイントになります。
今回はトータルコストの観点で家を購入するか賃貸するかを考えてみました。判断に迷った際は、家賃200倍の法則を思い出して一つの指標にされてはいかがでしょうか?
執筆:マイスマ制作チーム