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シャンプーに下準備?どんなことをすればいいの?とお思いでしょう。
実はここでひと手間かけることで、かなりシャンプーの効果が変わってくるんですよ。
なんたって10万本の髪の毛が密集しているという地肌。全身の中で最も洗いにくいのが頭皮ではないでしょうか。
しっかりとシャンプーするために、大事な下準備がブラッシングです。髪の汚れをブラシで軽く落としておきましょう。
次に、シャンプー剤をつける前に、1分間ほど時間をかけてシャワーで地肌にまんべんなくお湯を当てましょう。
地肌を十分に湿らせることにより、シャンプー剤が泡立ちやすくなるため、手で髪の束を少しずつすくいながら、地肌にまでお湯が当たるようにしましょう。
急がば回れ!このブラッシング&シャワーという下準備に時間をかけることで、シャンプー剤の行き渡りの時短につながります。
しっかりブラッシングして、シャワーで地肌までまんべんなくお湯をかけたら、シャンプー剤をつけます。
シャンプーをてのひらに取り、反対側の手の指先につけて、頭頂、左右の耳の上、えり足など、地肌の4~5か所につけます。
この「点置き」が重要なポイント。一か所にまとまってシャンプーがついてしまったり、逆に足りないところが出てきてよく洗えなかったりすることを防ぎます。
このシャンプーの「点置き」によって、シャンプーと水分が効率的に混ぜ合わさり、泡立ちを良くします。また、この点置きによってシャンプーの濃度が均等になり、洗浄力が全体に偏らずに保たれます。後々の洗い残しや、すすぎ残しにも大きく影響するのです。
まず、親指、人差し指、中指の3本の指で三角形を作ようにします。この3本の指の腹で地肌をしっかりととらえるようにし、えり足から後頭部、耳の上から頭頂部へと「下から上へ」をイメージしながらマッサージするように洗います。くれぐれも爪を立てないように気を付けてくださいネ。
側頭部は、ジグザグに手を動かすのがポイント!まんべんなく洗うことが出来ます。耳の後ろやえり足の洗い忘れがないように、何度かジグザグを描きながら下から上へと手を動かして行きましょう。
注意したいのが、一生懸命指を動かしているつもりでも、地肌と指の間に髪がはさまって、地肌をよく洗えていないケースです。髪の毛の多い人に多いのですが、せっせとシャンプーしているつもりが、実は髪同士をこすり合わせていただけ・・・なんてことも。
こんな髪の表面の「なで洗い」にならないように、しっかりと3本の指でシャンプーを泡立てましょう。たっぷりと泡立てることで髪同士の摩擦から守ります。泡立ちのためにも、先ほど下準備のところでお伝えしたブラッシング&シャワーが大きく効果を発揮するのです。
顔のしわやたるみの原因の5割は“頭皮”にあるって知っていますか?
顔の皮膚と頭皮は繋がっています。頭皮を刺激して血行をよくすれば、顔のしわやたるみにも効果絶大。
頭皮が固いことがしわやたるみの原因なんですって!
頭皮の固さをチェックするのは簡単!頭の一番上の部分を指でつまんでみてください!つまみにくいということは、頭の皮が固くて頭皮全体が凝っているということです。しわやたるみの予備軍ですよ~。
先ほど手の動かし方をご説明しましたが、このジグザグ攻撃は、頭皮の血行を良くして、アンチエイジングにもつながります。ポイントは下から上へ「揉み上げる」こと。シャンプー中にマッサージすればエイジングケアが一石二鳥。
オフィスのコーヒーブレイクに是非試してみてください!頭もスッキリして仕事もはかどりますよ!
エイジングケアを兼ねたシャンプーをしっかり済ませた後は、すすぎです。
シャンプーの基本は髪や地肌をしっかり洗うこと。でも、もっと大事なのが「しっかりすすぐ」ことです。
特に、頭頂部は意外に洗い残す人が多いところです。両手の指をからめるようにクロスして、左右に細かく動かしながら洗います。
指先に神経を集中して、シャンプーのぬるつきがなくなるまでしっかりと流すこと。このすすぎを怠ると、皮膚の炎症や皮膚疾患の原因になります。ニキビにも悪影響なんですよ。
長い髪の人は、髪の毛がからんですすぎにくいでしょう。シャワーヘッドを頭の上に持って、上向きで髪の毛の流れに沿ってシャワーすることで、絡み防止になります。
しっかりとすすぐことで、フケ、かゆみ、皮膚疾患やニキビ予防。そして男性性脱毛症(AGA)予防にもなりますよ!
30代半ばから加齢臭が出てくるってご存知でしたか?
30代後半から「前期更年期症候群」といって、ホルモンのバランスの乱れからくる更年期症状が徐々に表れますので、こうしたホルモンの働きがノネナールの量にも影響し、30代から加齢臭に悩む女性が現れ始めるんですね。
また、ストレスとの関連性も高いので、シャンプーや吸いすぎをしっかりするだけでなく、バスタイムを楽しみましょう。しっかりリラックスすることが重要ですね!
執筆:マイスマwoman's LABO 編集部
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