3月前後は入学、入社、転勤などで引越しが多い時期。 引越しとなると、とにかくやらなくてはいけないことが数多くあるため、大切なことを忘れてしまうことも。そこで今回は、引越し時に忘れがちなことをご紹介してみたいと思います。
事前にできる郵便物の転送届けや、役所で行う転出、転入届け、健康保険や国民年金の手続きなどは14日以内という期限があるので忘れないと思うのですが、引越しのバタバタが落ち着いたらやろうと思っていて、すっかり忘れてそのままにという事が起こりがちなのが期限のない住所変更届の類。
銀行、印鑑登録、保険、クレジットカード、電話、インターネット関係、運転免許証、バイクや自動車の登録関係などなど意外に多いのです。
銀行は住所変更していなくても入出金もできますし、電話もインターネットも使えるというように、すぐに住所変更届出をしていなくても特別な事がない限り困らないから忘れてしまうのだと思います。
私はこの住所変更届を忘れたばかりに、運転免許を失効した経験があります。
ペーパードライバーで滅多に免許証を使う事がないので、警察へ住所変更届をするなんてまったく頭にありませんでした。
郵便物は転送届出をしてあれば1年間は転居先へ転送されますが、それ以降は届きません。私の場合は、免許更新時期にはこの転送期間が過ぎていて「更新のお知らせ」が届かず、何かのきっかけで免許証を確認した時には、とっくに更新期限を過ぎていた!
仮免許の学科、技能、最初からすべて試験を受けなくてはいけないと分かった時には呆然としました。
再度免許は取れましたが、以降引越しの際には必ず役所の届出と一緒に行うようになりました。
引越しは、学生、単身社会人、ファミリーなどによって必要な事や手続きも異なりますが、時間があるうちに「引越し前にする事、引越し後にする事、役所届出関係、金融保険関係、インフラ関係」のように項目分けしてチェックリストを作っておくことをおすすめします。
リストを作るのが面倒なら、スマホのメモ機能やノートに思い付いたことをメモして潰していくだけでも手続き漏れが減ると思います。良かったら試してみてください!
余談ですが、粗大ゴミで出したいものがある場合は、早めに予約しておいた方が良いです。
時期によっては引越のためと言うと多少融通してもらえる事もありますが、引越シーズンは回収日がすぐに埋まってしまい、数か月先にならないと捨てられないなんていう事態になる場合があります。
また他地域へ転居する場合は、回収日の違いはもちろん地域によりゴミの出し方(有料袋を購入など)分別方法など異なる事が多いです。今は自治体のウェブサイトでもこうした情報は見る事ができるので、たくさんのゴミが出やすい引越し時、スムーズなゴミ処理のために早めの確認をおすすめします。
執筆:マイスマ制作チーム-S