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こんなに差が出るのか…住宅ローンの失敗例

マイホームの購入は人生の中で最も高額な買い物の一つです。それだけにちょっとした金利の差で総支払い額が大きく変わります。

マイホームの購入は人生の中で最も高額な買い物の一つです。それだけにちょっとした金利の差で総支払い額が大きく変わります。今回はマンションの購入を例に失敗しないポイントを説明します。

Aさんは、2006年7月にマンションを購入しました。契約時、物件は建築中で2007年4月に完成予定でした。住宅ローンは銀行から3,000万円を借り入れることにし、無事、審査承認も済み、全期間固定型2.8%でローンを組む予定で準備を行いました。ところが、3月になって銀行とローン契約をして借り入れ手続きをすると、借入金利は3.8%になっていました。引越しも手配済みで、家族からの強い希望もあり契約書に押印しましたが、予定していた毎月の返済額11万円から13万円になってしまいました。ここでAさんの予定していた金利と実際の金利について検証してみましょう。

・住宅ローン条件
借入金額:3,000万円
借入期間:35年
返済方式:元利均等返済
ボーナス返済:無し

・申し込み時の金利(2006年7月時点)
予定金利:2.8%
毎月返済額:112,132円
支払総額:約4,700万円

・借り入れ時の金利(2007年5月時点)
確定金利:3.8%
毎月返済額:129,257円
支払総額 約5,420万円

5,420万円-4,700万円=720万円
なんと!35年間の利息払い額が約720万円も違います!

住宅ローンは「申し込む」時点と「借り入れる」時点での金利が異なることが一般的です。住宅ローンは借り入れる時点で金利が変わる危険性があります。これを知らずに売買契約を済ませただけで安心しているとAさんのような失敗をしてしまいます。住宅を購入する際に引渡しまでに時間がかかる場合は、特に金利の変動に注意が必要です。

■住宅ローンを組む際のポイント
・ 住宅ローンの金利は「申込み時点の金利で借り入れができる」かどうかを確認しましょう。
・ 住宅ローンを実際に借り入れる数ヶ月前に金利をチェックするともに借り入れ先を見直してみましょう。

借り入れが完了するまではインターネット等を活用して最新の金利の動向をチェックし、必要があれば再度住宅ローンを検討して見直しましょう。特に住宅ローンの金利はその後の生活に多くの影響を与える事となるので、借り入れの際は常にチェックをしておくことが重要です。

(参考資料)SBI不動産ガイド

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