賃貸派に朗報。諦めていたウォールアートがマスキングテープなら安心かつ簡単にできちゃう!決め手はデザイン。海外のカッコいいお部屋を参考に自分らしいアートに挑戦してみませんか!?
まずはビギナー向けのデザインを幾つかご紹介。
こちらは、都会の摩天楼を彷彿とさせるデザインです。スモールスペース、特にベッドのヘッドボードにピッタリですね。モノトーンの部屋やベッドリネンによく合います。
薄く鉛筆で下書きデザインを書くか、ラインの曲がり角の目印のために小さな付箋(ポストイット)を貼ったりピンを刺すなどして、目印と目印をマスキングテープで直線につなぎ、目印のところでターンするだけ。コーナー部分は斜めにカットしてつなげば、近くに立ってもスッキリ見えます。
一人暮らしビギナー&マスキングビギナーの男性にもおススメのシンプルデザインです。
こちらは、コーナーを利用したシンプルで簡単なのにお部屋をセンス良く演出できる一例です。単に四角を入れ子式に描くだけなので、とても簡単に貼ることができます。まるでピラミッド型のUFOが空に浮き上がっているような、又は、シャンデリアが下がっているような不思議な存在感です!
几帳面に相似形を作らずに、あえて少しずつ形が違う方がユニークで味があります。洗練して見えるコツは、四つの四角の上下左右の4つの角のうち、いずれか1か所又は2か所は、直線に角の位置が並ぶようにすること。そうすることで、ちょっと外したいいバランスが保てます。
このデザインは部屋の雰囲気が程よく引き締まりますよ。モダンアートとも相性がいいですね。
このデザインは、まっすぐ貼るだけなのですが、準備に少し手間暇がかかります。
まずは天井高を測定して、等間隔に目印をつけて行き、慎重に下書きをします。貼るときにも注意深く並行を保つことが大事ですが、なんと言っても失敗してもすぐにやり直せるのがマスキングテープの最大の長所。気に入らなければ貼り直しましょう。
決め手は、少しずつ位置をずらしながらも、全体が大きく弧を描いていること。テープの長さの差は20%くらいの範囲であれば、むしろランダムでよく、そのほうがリズミカルな躍動感が生まれます。
大切なのは床から天井までいっぱいに貼ること。仕上げとして、この大きな川のような流れの上に写真や小さめのポスターなどをランダムに貼るというのも、上級者アレンジとして素敵です。
マスキングテープが細すぎると挫折するので、太目のサイズを選ぶことがおススメです。全て同じ太さのテープを貼っても若干の間隔の誤差による目の錯覚で、不思議とランダムな太さに見えるので、バーコード風になりますよ。
このデザインは、最も細い3mm のマスキングテープと、貼ってはがせる星形&丸型シールで作ります。
まずは天体図鑑とにらめっこして、好きな星座を幾つか選んでみてくださいね。
星座の形を見ながらシールを貼っていきます。星や丸がランダムの方がむしろいい感じ。あとは星と星同士をマスキングテープでつなげば出来上がりです。シールではなく、一番太いマスキングテープを星形や丸など好みの形にカットしてもいいですね。
更にこだわって、蛍光シールを貼るのもおススメです。夜になるとテープの線は見えず星だけが浮かび上がります。壁にも天井にも施せば、まるでお部屋がプラネタリウムに!
黒い蛍光シールがないので、その場合は剥がせるシールのすぐ横に蛍光シールを貼ってもいいし、黒にこだわらず蛍光シールと同色のマスキングテープを使うのもいいですね。<参考>蛍光シール http://store.ponparemall.com/trend/goods/wsx1t/?vos=cpppmaffkcom130826001
マスキングテープでクリスマスツリーを作ってみましょう。
小さいお子様がいる家庭では、大きなクリスマスツリーを出すのも片付けるのも大変だし、倒してしまう可能性も・・・。お子様が少し大きくなるまでの間は、こんなウォールデコレーションでクリスマス気分を演出してはいかが?
モノトーンでシックにまとめてもよし、カラフルなオーナメントをピンやホチキスで留めたり、お子さまと折り紙や切り紙などで個性的なオーナメントを作ったり、プロセスも楽しめますよ。
テープの色を変えて、リースやオーナメントなどもカラフルに仕上げることもできますよ!
ドアもマスキングテープなら気軽にDIYアレンジができますね!シェアハウスや寮生活だって、センスをアピールして目立っちゃおう。酔っぱらって帰っても部屋を間違えることもなくなりますよ!?
もちろん玄関ドアでもできます。交通量の多い立地だったら、月替わりでドアのデザインを変えると通行人のバズが起こる…かも!?
一番右の画像のように、おしゃれなデザインのマスキングテープを建具やドアの側面に貼るのもアリ。
さりげないサプライズが心憎い演出ですよね。
ツリー型のアクセサリーホルダーってよく見かけますよね?でも結構場所を取るし、ホコリをかぶったり倒れやすかったりします。結構値の張るものもありますしね。
ピンを壁に留めればリーズナブルだし、場所を取らずにたくさんのアクセサリーが収納できます。穴のあとが目立たないピンなら賃貸でも安心ですよね。
でも、ただピンを壁に留めるのは唐突だし可愛くない。そこで、マスキングテープを使って木の幹と枝のような形を描き、ピンを留めて、アクセサリーを吊り下げましょう。
緑のマスキングテープと赤いピンを使えばリンゴの木とリンゴの実のようになってカワイイですよ。
最後にご紹介するのはオーストラリアのBuff Diss さんです。マスキングテープでウォールアートを描く立派なアーチストなんですよ。ストリートアートからスタートして、今や企業やショップから依頼が来るようになり、壁一面、建物一面に大きな本格的なアート作品を作るようになりました。
いかがですか?どうせやるならアート作品を創る意気込みで挑戦しませんか?まずはトイレなど小スペースからスタートして、徐々に大きなスペースへ。家じゅうの壁にアートを施した頃には、かなりのスキルになっているハズ!ぜひSNSで拡散しましょう。貴方もアーティストの仲間入りです!
執筆:マイスマwoman's LABO 編集部